戸沢村
武士の戦い帰路の泪雨、草葉も垂れる悲運かな白糸を束ねて描く梅雨景色、
添える俳句も薄墨に荷駄から顔出す京雛をやさしく撫でる船頭 謡うは最上の川の子守唄
風景
新庄藩の領地として300年藩主戸沢氏の藩政にあった。昭和30年に角川村、古口村、戸沢村の合併で古口村になり、後に改称して戸沢村となった。
日本海側の庄内平野から内陸の新庄に抜ける山岳地帯に位置するところで、自然環境の厳しい地帯の急峻な山の間を縫うように最上川が流れる。緑に包まれた山肌と水辺が美しく、白い糸を垂らす滝があり、川藻に光る陽炎があり、義経、弁慶主従の古の足音も聞こえる最上峡がある。
高麗館の展望台より
戸沢村船番所
まつり
06月 | イワナ・ヤマメ祭り |
07月 | モモカミ農楽祭 |